けんたろう日記
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「にいがた和み会」、8月の定例会を開催しました。
「にいがた和み会」、8月の定例会を開催しました。
2016年08月09日
新潟の医療介護を考える「にいがた和み会」、8月の定例会を開催しました。
今回のテーマは、メンバーによる神奈川県藤沢市の小規模多機能居宅介護「あおいけあ」さんの視察報告。
「支配」ではなく「支援」、「管理」ではなく「自立」といった、言葉では当たり前の介護のあり方を実践されているそうです。
食事の配膳もできるだけ利用者が職員と共に行ったり、大工さんだった利用者が施設の棚を作ったり、施設での生活が介護予防やリハビリにつながっています。
この「あおいけあ」さんでは、賃金が特段高いわけではないそうですが、離職者ゼロ。改めて介護現場におけるマネジメント力の重要性を認識しました。
しかし、残念ながら、この「小規模多機能居宅介護」、新潟市内、特に都心部では経営が成り立たないのが現状です。
消防法改正による施設へのスプリンクラー設置の義務化など、介護現場には負担が多い昨今。いい介護を実践した事業者は、しっかりと財源が確保できる報酬形態の検討が必要です。