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けんたろう日記
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あけましておめでとうございます!

2018年01月01日

皆さん、あけましておめでとうございます!

昨年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

年初にあたり、生意気ではありますが、日頃考えている私のビジョンをお伝えしたいと思います。

私の理想の社会は、美味しい果物が実る大きな木に例えて考えています。

大きな木は、肥沃な大地に育ちます。大地は「安心」と「教育」に例えます。

昨年も安心が話題にのぼることが多い年でした。7月の九州北部豪雨ではまたしても多くの命が犠牲になりました。人間は災害を止めることはできませんが、災害による被害を抑えることは可能です。また、北朝鮮ミサイル問題、核開発問題もわれわれの安心を脅かしました。もちろん、あらゆる外交努力が必要です。そのことを前提としても、この事実を前に、本当に話し合いだけで私たちの命や財産を守ることはできるのでしょうか。もし、明日大地震が起きて、また、ミサイルがわが故郷に着弾して、命や財産が脅かされるとしたら、働く意欲などわきませんし、夢をみることもできません。安心を守ることは私にとって最大かつ最優先の課題です。

もうひとつ、大地を形成するのは確かな教育です。社会をつくるのは人です。多様化、複雑化する社会の中で、社会を発展させるのも人です。いくらお金儲けの良い方法があったとしても、それを使う賢い人がいなければ、豊かな社会を築くことはできません。ましてや、人が機械に使われるような社会は誰しも望んでいません。

年輩の皆さんのお話をうかがうと、昨今は核家族化(隔家族化)が進んで、昔は当たり前のように家庭で学んでいたことが学べない世の中になっているそうです。私は、先生方の多忙化の原因は、学校教育への依存過多、期待過多なのではないかと考えます。それでは先生の人数を増やすのか、家族や地域でそれを補うのか、それとも両方なのか、納得できる結論を出さなければなりません。

大きな木の幹は「経済」です。

大きな木は、太い幹があってそこに立ち、豊かな実を付けます。

経済を太くするためには、時代にそぐわない規制を取り除かなければなりません。そして、木が病に罹った時には、幹に薬を注入することも必要です。必要な時には経済政策で活性化を図らなければなりません。幹がなければ、陽の光を受け止める葉もなりません。実を付ける枝も伸びません。そして、美味しく豊かな実を付けることもできません。

そして、実は「福祉」であり、あらゆる施策の「財源」です。

ときには収穫して困っている人に配り、あるときにはそのまま落として大地を潤します。

この理想の巡りを止めないために、少しずつ、時には大胆に改善する。それが私のビジョンです。

 



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