私が市役所職員の時代に「超高齢地域支え合いモデル事業」として担当し、
地域の皆さんと平成24年度にスタートした地域のお楽しみの催しです。

毎回11:00にスタート。最初の1時間は主に地元で活動されているサークルの
皆さんによるショータイムです。司会は第一回から地域のリーダーである高橋誠一さん。

今回は、地域のウクレレサークルさんによる演奏と地元の漫才コンビによるお笑い。
その間には、地域で体操を指導している役員さんによる脳トレ体操もあります。
なお、ショータイムはおなじみ、新潟のお笑い集団NAMARAさんがコーディネート
してくださっています。

そして、12:00からは、ボランティアスタッフの皆さんによる手作りランチ。
毎回、旬の素材を活かした美味しい料理が振舞われます。

参加費は500円。

ランチのお料理は、毎回ボランティアスタッフの皆さんが知恵をしぼり、
材料費は一食約300円。
残りはショータイム出演者の出演料に当てられ、不足分を市からの補助金で
まかなっています。

さて、何が「お互いさま」かというと、まずはショータイム。
観覧されている参加者は、もちろん楽しい時間を過ごせるわけですが、
出演される方々も、活動の発表の場ができることで張合いに繋がっています。

そして、参加チケットは、ボランティアスタッフの皆さんが直接声を掛けて
配布してくださっています。
いつも参加してくださる方から参加の申し込みがなければ、お宅にお邪魔する
きっかけとなり、見守りに繋がっています。

また、ボランティアの皆さんも安心して過ごせる場を作ることで、将来は参加する側に
回ることができ、これも「お互いさま」の精神です。

スタートから6年、活動が続いていることも素晴らしいことですが、何より市役所の関与が
無くなった今でも、内容がバージョンアップしているところが素晴らしいです。
（脳トレは当初はありませんでした。）

健康づくりの基本は、外出機会を増やすこと。
ここでできたお友達と、また別なお出かけの機会ができれば、効果は倍増です。

入舟地区は市内でも高齢化率が高い地域。
でも、健康でさえあれば、高齢化率が高い方が幸せな地域なんだと、私は思います。

これからも入舟地区の取り組みに期待大です！