けんたろう日記
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横浜市会にて、放課後児童健全育成事業について取材しました。
2016年01月22日
横浜市会にて、放課後児童健全育成事業について取材させていただきました。
横浜市では、平成16年から、放課後子供教室(はまっこくらぶ≒新潟市のふれあいスクール)と、放課後児童クラブ(新潟市でいう「ひまわりクラブ」)とを一体化した「放課後キッズクラブ」を運営しています。
放課後キッズクラブはすべて学校施設内で、NPO等により運営され、現在110校に広がっているそうです。
横浜市には、「こども青年局」なる組織があります。
元新潟市職員の私にとっては、かなりショッキングなのですが、こども青年局の課長は教育委員会事務局の担当課長を兼務しているそうです。
どうして学校がぎゅうぎゅうであろう横浜市で、110校もの放課後キッズクラブが運営できているのかという疑問を持って臨んだ取材でしたが、一気に疑問が晴れました。(写真)
放課後キッズクラブでは、子どもの居場所を確保(19:00まで利用可。新潟市は18:30まで。)するだけでなく、クラブによっては、実費程度を徴収して、英会話を学ぶ機会を提供しているところも出てきたとか。
ただ、横浜市も簡単に今日のような状況が生まれたわけではなく、足掛け20年の賜物だそうです。
新潟市の「ひまわりクラブ」も、運営のあり方を見直す時期にきているのかもしれません。
本日も実りの多い一日でした。
まずもって、本日の視察実現のためにお骨折りいただいた国会議員の中でも放課後児童健全育成のトップランナーである石崎徹先生に感謝するとともに、お忙しい中、視察にご協力くださった草間剛横浜市議、そして、横浜市役所こども青年局放課後児童育成課の皆様にお礼申し上げます。