けんたろう日記
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横浜市の幸ヶ谷放課後キッズクラブにお邪魔しました。
2016年05月21日
横浜市の幸ヶ谷放課後キッズクラブにお邪魔しました。
以前、横浜市議会にて、横浜市議の草間剛先生、横浜市役所こども青年局放課後児童育成課さんから教えていただいたとおり、横浜市では、放課後児童クラブ(新潟市でいう「ひまわりクラブ」)と、放課後子供教室(新潟市でいう「ふれあいスクール」)とを一体化した「放課後キッズクラブ」を運営しています。
運営はすべて学校施設内で行われ、広いスペースを子ども達がはしゃぎまわる、のびのびした雰囲気だということで、早速現場を拝見にあがりました。
私がお邪魔した「幸ヶ谷小学校」は横浜駅から約1キロメートル程の場所にあり、学校施設自体もかなり狭い印象です。
校門とは別の場所にある入口からお邪魔すると、約30人の子ども達が「ふれあいルーム」という場所で紙飛行機を作っていました。
主任指導員の高橋先生は地元出身で、元横浜市内の中学校の先生。今日は高橋先生の他に4人の支援員さんが従事されていました。
それにしても、そんなに広いスペースではないなぁ、と思ったのも束の間、高橋チーフの掛け声とともに、子ども達は一斉に体育館へ。
ここ、幸ヶ谷放課後キッズクラブでは、「ふれあいルーム」の他に、体育館と校庭を使用しているそうです。(学校開放もあり。)
この日は月に一回のイベントデー。日本記録を出した紙飛行機の折り方を真似て、紙飛行機大会を開催!距離の部と滞空時間の部とでそれぞれ、競技と表彰が行われました。
放課後キッズクラブには、支援員さんの他にも地域のお年寄りがボランティアに来てくださるということで、和気藹々とした雰囲気でした。
なぜ、新潟市ではこちらのように学校施設を広々と使って放課後の子ども達の居場所づくりができないのか。。。それは、学校の先生と放課後児童クラブの支援員さんとの役割分担や責任分担が難しく、結果として学校の先生の負担が大きくなるという理由もあるそうです。
幸ヶ谷放課後キッズクラブでは、運営する株式会社が、こうした事態を防ぐため、ゾーンニング(エリア分け)を明確にするとともに、子ども達や保護者の皆さんとルールを共有、徹底しているそうです。
新潟市でも、できるだけ子ども達が広いスペースでのびのびと放課後を過ごせる仕組みづくりが必要だと再認識しました。