けんたろう日記
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新市民クラブの行政視察のため、宇都宮市にて1泊。
2016年02月02日
市議会所属会派、新市民クラブの行政視察のため、宇都宮市にて1泊。
ここ、宇都宮市でも、公共交通の見直しが検討されているそうです。
宇都宮市では、駅東側(新潟市でいう弁天線?)にLRTを走らせることを軸とした公共交通体系を目指しています。
宇都宮市でも、「LRT反対運動」がおこっています。インターネットの情報によれば、「税金の無駄使い」、「LRTで道路が渋滞する」、「LRT導入で乗り換えが多くなり、不便になる」、中には、「連節バスを走らせるべき」という意見もあるようです。
札幌市でも公共交通の見直しの現場を見てきました。
いずれの都市も、同時に誤った施策を展開しているのでしょうか。それとも、どの都市でも公共交通のあり方を見直さなければならない時期に来ているのでしょうか。
誤解を恐れず言えば、今後人口の減少、特に生産年齢人口の減少が確実、そして高齢者人口割合の上昇が確実な現代において、今まで通り納税すれば、昨日よりも今日、今日よりも明日、生活が自然と便利になる、豊かな生活になることはありません。
生産効率を上げるなどして、人口一人当たりのGDPを上げるのか、しかるべき不便を分かち合うのか、税率を上げるのか、観光だけでなく外国人を受け入れるのか、、、いずれにしても歳出削減だけでは解決しない課題。全市民で考え、バランス感覚を研ぎ澄まして市、議会が判断して、実行していかなければなりません。