けんたろう日記
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新潟市議会少子化調査特別委員会視察1日目
新潟市議会少子化調査特別委員会視察1日目
2018年10月30日
新潟市議会少子化調査特別委員会行政視察初日。
京都市議会にて、「子どもを共に育む京都市民憲章の実践の推進に関する条例」
について、並びに京都市における少子化対策について学ばせていただきました。
明治維新により、人口が33万人から22万人と激減し、危機的な状況に追い込まれた歴史を持つ京都市。
まずは「まちづくりは人づくりから」の精神に基づき、地域の子どもを地域で
育む取り組みが全国に先駆けて実施されました。
まだ文部省もなかった当時に、自治組織である「番組」ごとに64の地域制小学校
「番組小学校」が創設されました。
現在では考えられないパワフルな取り組みです。
京都市では、昔ながらの地域の伝統文化を大切にしながら、近年度重なる、
子どもが犠牲になる痛ましい事件を教訓として、憲章を制定し、また、
その憲章の具体的実践のための条例を制定しました。
この条例を契機に、「子どもを真ん中にした」様々な地域活動が活発に行われているそうです。
私たちも、地域ならではの伝統を大切にしながら、少子化対策や子どもの育みについて
考えていくべきと実感しました。